事業紹介
SAP経理のコンサルティング
外資系企業の多くは、海外親会社と同一のERPシステムを導入しています。しかし、システムが複雑なだけにトラブルに見舞われるケースも多々あります。弊社では、以下のような場合にも貴社の経理業務をスムーズにサポートいたします。
このような経理担当者・企業の方へ
- 親会社の方針によって、急にSAPを導入することになった
- SAPに慣れた経理スタッフが急に退職した
- 新システムを導入したが、移行処理がうまく行かず、経理業務がトラブルに陥っている
サービスの特長
海外親会社との適切なコミュニケーションと連携
海外親会社の経理部門やIT部門は、日本の商習慣や規制環境を理解していないため、日本の事情を考慮せず、グローバルポリシーに沿った画一的な取扱いを日本子会社に求めることが多々あります。このような場合には、日本の事情を丁寧かつしっかりと伝え、相手に理解してもらうという擦り合わせが大変に重要となってきます。しかし、日本子会社にIT部門が設けられていないようなケースでは、ERPシステムの知識に乏しい日本の経理・総務スタッフが親会社IT部門との交渉窓口となり、苦労することが多いのが現実です。
弊社では、日本子会社の経理部のサポート役として、日本子会社にシステム導入する場合に注意すべき事項を取りまとめ、導入がスムーズに進むように親会社とのコミュニケーションの支援を行います。
SAP/ERPの仕組みに関して全体像を理解
新ERPシステムの導入にあたっては、ERPの仕組みの全体的な理解が欠かせません。伝統的なシステムと比較した場合、ERPの各業務系モジュール(購買・販売・生産管理等)が会計系モジュールと有機的に連動している点が大きな特徴です。例えば、物流担当者が原材料の検収処理をSAPの購買モジュールで行うと、会計モジュールに仕入がリアルタイムで計上されます。このリアルタイム性が、企業の迅速な経営判断を支え、ERPの大きな強みの一つになっています。その一方で、複雑なシステム体系になっているため、システムの全体像を把握するのが困難になっています。会計に関して言えば、以下が正しく理解することが重要になります。
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自動仕訳の理解
どのような時に、どのような仕訳が自動記帳されるのか?
自動記帳だけで経理処理が完結するのか?それとも人手で消込処理などをしなければいけないのか? -
マスターの理解
伝統的なシステムと比較して、ERPのマスターは複雑で、そのマスター管理を疎かにすると思わぬトラブルが発生します
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対応実績のあるシステム
弥生会計からSAP
勘定奉行からSAP
コストを抑えたサポート体制
弊社では、通常、お客様のオフィスへのスタッフ常駐体制は取っておりません。事前にお客様と取り決めた一定の日(例:月末/月初/毎週火曜日など)に訪問し、作業を実施します。また、VPN環境のもとリモートアクセスで作業を実施することもあります。常駐しないことでコスト増を抑え、必要な時に訪問するように配慮しております。