CASE STUDY 事例紹介

中国子会社の業務フロー改善

業種 サービス業
規模 60名
売上 10億円

以下を目的とした中国子会社(6社)の内部監査を実施。プロジェクト期間は、約2年で現地を10回訪問。

  • 内部統制上の欠陥の指摘
  • 非効率な業務フローの洗い出し
  • 改善策の提示

プロジェクトの背景

お客様は、中国の各主要都市で複数の子会社を運営していましたが、それぞれ進出の経緯等があり、合弁や独資など資本形態も様々でした。そのため、経営管理手法やITシステムも子会社ごとに異なっていました。
それら子会社に横串を刺して、中国子会社の業務フローを可視化して、今後のあるべき姿を提案することが求められました。

業務・提案内容

  • 主要業務フローの見直し
  • 管理会計制度の見直し
  • ITシステム(業務システム、会計システム)の課題検討
  • 各管理体制の見直し
  • 連結パッケージの作成支援
  • 英文財務諸表作成
    請求管理、契約書管理、現金収納管理、売上計上基準の整備など

プロジェクトの成果

  • 親会社にとってブラックボックスになっていた業務フローが明確となり、システムの非効率な運用と、手作業による重複作業が改善された
  • 各部門ごとにバラバラに運用されていた海外子会社のシステム体系を全般的に見直すことになった
  • 不正の発生可能性が高い業務エリアが明確となり、子会社を牽制するための仕組みを導入するための検討基礎となった
  • 日本の親会社による中国子会社のモニタリング手法の確立に向けた検討課題が抽出され、今後の方針決めの礎となった

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